限界名大生がDUO3.0をやってみる
いらっしゃいませ!パッパギーでございます。
大学生になって久しいですが、今更DUO3.0をやっています。
まじめに大学受験に取り組んだ方なら、この表紙に見覚えがあるかもしれません。いわゆる大学受験向けの英単語帳のド定番です。
なぜ今DUO3.0なのか、他でもなくなぜDUO3.0なのか、そして私なりの使い方をご紹介します。
DUO3.0を始めた経緯
私がDUO3.0を始めた経緯を説明するには、ちょっと特殊なここ数年の英語学習状況を知ってもらう必要があります。ざっくりまとめると、
- 2016 名大入学、その直後から丸1年間引きこもり。英語にはほとんど触れず。
- 2017 1年間休学。実家に戻る。英語学習しようとしたが、早々に挫折。
- 2018 復学。しかし6月ごろから再び引きこもり。英語の単位は落とす。
といった感じです。そして2018年10月の現在に至るわけです。
要するに、直近の2年半は英語にノータッチだったというわけです。これでは、英語力は入学前がMAXで、その後は右肩下がりというのは自明です。
その上、今期の大学の授業は負担軽減のために切りまくりました。
(詳しい経緯はこちら)
その結果履修している英語の授業は0です。このままでは、入学してから丸3年間、英語にノータッチになってしまいます。大学でもしきりにグローバル化が叫ばれている現状を鑑みれば、かなりヤバい。そのくらいの自覚はあります。
そこでまずは受験生に戻ったつもりで、基礎の基礎からやり直そうと思い立ち、DUO3.0を始めました。
DUO3.0を選んだ理由
初歩からやりなおしたい、というのはわかっていただけたと思います。ではなぜDUO3.0を選んだのか。それは、私が受験生だった時の英語学習法まで遡るとよくわかります。
当時の私の英語力は、「勉強しなかったけど雰囲気で読めていた。なぜか模試の成績は良かった。」といったところです。読めるだけなので英作文は中学生並みのことしか書けず、リスニングやスピーキングはお手上げ状態です。
今でも雰囲気リーディングは健在で、知らない単語や表現の意味を推測しながらいい加減に読むので、スピードが遅いです。予備校の授業はそこそこ聴いていたので、こういうのは得意です。その弊害で単語の暗記をサボりまくったので、語彙力は皆無です。
つまり、今の私に必要なのはボキャビルです。で、その用途や目的を洗い出してまとめてみるとこんな感じ。
- 語彙力を身に付けたい
- リスニングやスピーキング力も同時に身に付けたい
- 単語や熟語単位ではなく、例文で頭に叩き込みたい
これを踏まえて、望ましい本の条件を考えてみました。
- 単語帳兼例文集
- シャドーイング用のCDがある
- 簡潔な例文、かつ1文に複数の表現が詰め込まれている(=例文数が少ない)
- できれば定番のもの(使用者が多い=ハズレの可能性が低いから)
「例文数が少ない」というのは、私が飽きっぽいからです。途中で挫折しないで最後までやりきれる、というのが一番大事です。
いろいろわがままになってしまいましたが、よさげな本が見つかりました。そう、DUO3.0です。
現代英語の重要単語1600+熟語1000を
重複なしで560の基本例文に凝縮
だそうです。ドストライクではありませんか。
本に付属しているわけではありませんが、シャドーイングに便利なCDもあります。
日本語訳の音声が入っていなく、英文の読み上げスピードは速めです。私には日本語訳は必要なさそうなので十分です。その結果、
わずか60分で現代英語の
重要単語1600+熟語1000を
完全チェック!
できるそうです。周回に時間がかからないのは魅力的ですねえ。
最近はぶつぶつシャドーイングしながら通学していますが、和訳なしでサクサク進むので気に入っています。読み上げスピードは、初めはついていけなくて舌が攣りそうになりましたが、1週間もすれば慣れました(個人の感想)。
唯一改善してほしい点は、1トラックに10文程度まとまって収録されているところです。突っかかった例文だけ抜き出してプレイリストに放り込む、といった使い方ができないのは少し不満です。
また、見出し例文の小冊子も付属していますが、これが地味に便利です。手のひらにすっぽり入るくらいの大きさなので、ポケットに入れておいて駅のホームや地下鉄の中でサッと取り出してチェック、といった使い方もできます。
ちなみに日本語訳付きで読み上げスピードがゆっくりなCDもあります(私は買っていません)。
DUO3.0の使い方(パッパギー流)
私なりのDUO3.0の使用方法も紹介します。まだ1週目の途中で、効率がいいかわからないので、参考程度に斜め読みしてください。
通学前の準備(30分間でやれる分だけ)
- 重要単語のうち、パッと見で意味が浮かばないものにチェックを入れる
- 音声を聴きながら、例文を見て音読
- 音声を止めて口が回らなかった箇所を練習
- 音声を流してシャドーイング(例文は見ない)
- 多少突っかかるところがあっても気にしない
- 「10/14」のように日付の名前のプレイリストを作ってトラックを入れておく
通学中
- ひたすらシャドーイング
- だいたい20~30の例文を5~6週できる
- それでもつっかかるところがあったら本に印をつけておく
何よりも大事なのは、習慣化して最後まで終わらせることです。多少雑でも、まずは1周終わらせることを念頭においています。
そのため、意味が複数ある単語でも、まずは例文に出てきた意味だけを覚えるようにしています。各単語には、類義語や対義語や熟語表現などの詳しい解説がついていますが、それは2週目以降にじっくり取り組むつもりです。
進捗なんですが、途中サボったりしましたが、今は全45セクションのうち10セクション目が終わったところです。10月中には1周目を終わらせて、2周目に突入したいですね。その時はまた記事を書きます。
まとめ
英語の例文を頭に叩き込んでフレーズの引き出しを増やし、4技能(読、書、聴、話)を全部引き上げるため(特に聴と話)、今更DUO3.0をやっているよ、というお話でした。
1周目が終わったら、やる前と比べてどう変化したか記事を書く予定です。お楽しみに。