青春18きっぷで名古屋から博多まで行ってきた
「青春18きっぷを使いまくろう~2022冬の陣~」の第一弾です。名古屋を出発したのは午前6時ころで、東海道本線と山陽本線を800km突っ切って、午後9時過ぎに博多に着くはずでした。
【青春18きっぷ】名古屋から博多 - 乗換案内 - ジョルダン より
いざ実行
当日の朝は5時起きしました。寝坊したらすべてがパーなので慎重に。名古屋~米原~姫路は乗り慣れているので爆睡して体力を温存。
姫路の次は相生で乗り換えて岡山に着くともうすぐお昼でした。次の列車は29分後だったので改札を出てお土産のきび団子と牡蠣の燻製を買い、軽くお散歩して気分転換。
痛恨の乗り換えミス
岡山の次に乗り換えるのは福山でしたが、ここで乗り換えに失敗しました。猶予は7分もあったけれど敗因は2つ。1つ目は雪で遅延していて実際は7分もなかったこと、2つ目は福山駅の構造です。福山駅はホームがたくさんある高架駅で、次の電車は離れたホームに止まっていたため、一度エスカレーターを降りてコンコースに行って、それから別のホームへエスカレーターを上る必要がありました。
しかしそんなこととは露知らず、のんびり移動していたら乗るはずの電車は目の前で発車。次の電車は40分後。仕方がないので駅から目と鼻の先にある店で福山ラーメンをすすりました。
あっさりした醬油ラーメンでおいしかったです。いつもは姫路で名物の駅そばを食べることが多いけれど、福山ラーメンもかなりアリですね。思わぬ飯との出会いも旅の醍醐味です。乗り遅れてよかった。隙があればポカミスの正当化。
腹ごしらえをした後は再び博多を目指しました。福山駅で1本乗り遅れたことで、博多に着くのは90分遅れることになってしまいました。悔しい。
真っ黄色で末期色
相生以西は国鉄末期型の列車が目白押しでした。岡山車両区の列車はどれも黄色い塗装がされているので、真っ黄色で末期色です。
相生~岡山は113系、岡山~福山は115系でした。雪の影響で遅延や運休が出ていて、岡山を出たときはすし詰め状態でした。ラッシュ時の東山線並みでビビりました。
福山~糸崎は乗り換えミスのおかげで117系に乗ることができました!
岡山車両区の117系は12両しかなく(2022/12/23)廃車が進んでいるうえに、新型の227系500番台は、2023年度から2024年度にかけて101両を順次製造する予定で、国鉄型は順次置き換えられることは容易に予想できます。レアな運用に巡り合えて乗り遅れるのも悪くないと思いました。正当化その2。
岩国~下関は2015年製の227系"Red Wing"(写真なし)。オンボロ末期色の直後だったので、3時間超乗りっぱなしでも快適でした。
課金して時短かつ快適に移動
小倉に到着したのは21時前。名古屋を出発したのは6時だったので15時間経過していたたことになります。当初の予定では既に博多にいるはずの時刻で、疲労困憊だったのもあり小倉~博多間は新幹線で「ワープ」しました。
普通列車では100分の区間も新幹線ならたったの15分。本数も1時間に5本程度あるため待ち時間は短い。費用は乗車券と特定特急券合わせて2160円というのもあって、非常にワープし得な区間でしょう。ちなみに往復で乗るなら前日までにwebで予約すれば3100円になるそうです。この旅が終わってから知りました。事前に知ってたら絶対使っていましたわ。
18きっぷの1日あたり2410円なので手痛かったですが、疲れ果ててハイ状態だったので「新幹線!乗れて嬉しい!!!!」のような5歳児並みの思考力しかありませんでした。実際乗ってみても、在来線の2,3倍速いし揺れないしシートの座り心地はいいしで最高でした。新幹線は素晴らしい。
博多に着いたら元祖長浜屋。ここに行くためだけに最寄りの赤坂にあるホテルを予約しました。
入店して店員さんに「ベタナマで」と言えば1分で出てきます。ヘロヘロの身体と脳に効きました。替え玉は2玉。「替え玉カタ」と言えば固めにしてくれるんですが、テンパって「カタ……いやつで……」と付け加えてしまって、店員さんが苦笑いしていました。
まとめ
青春18きっぷを使って1日で名古屋から博多まで移動しました。学生でいられるのは残り僅かで以前から「いつかやってみたいと思っていた」ので、実現できて大満足でした。相生~糸崎では末期で真っ黄をコンプリート出来たし。本気を出せば佐世保まで行けそうですね…?
翌日からは佐世保を観光したり天神と小倉で食べ歩きしたり新門司港からフェリーに乗ったり名阪間を近鉄の急行だけで移動したりしました。こちらも大変楽しかったです。