2023元旦 日帰り18きっぷの旅
「青春18きっぷを使いまくろう~2022冬の陣~」の第二弾です。第一弾は名古屋から博多まで行きましたが、第二弾は元旦に松本城へ行きました。
寝坊したから松本城に行く
当初は東海道本線を東に進んで 928M 豊橋発熱海行き(以降928M)に乗りに行く予定でした。これはとてもレアな運用で、豊橋~熱海は最低1回は乗り換えが発生するところを熱海まで乗り通すことができます。しかもかつて中央本線でホームライナーとして活躍していた313系8500番台が充当されています。つまり18きっぱーの鬼門である静岡県を快適に移動できるということです。
928Mに乗るには名古屋駅を5:29に出発しなければならず、名古屋駅周辺に前泊する必要があります。しかし名古屋市営地下鉄が3年ぶりに終夜運転を行っていたため、早朝4時に家を出れば5時過ぎに名古屋駅にたどり着けて、上の行程を実行できてしまうのでした。
しかし元旦に4時起きなんてできるはずもなく、泣く泣く断念して松本城へ向かうことにしました。松本城は名古屋にいるうちに行こうと思っていたのですが、意外と近くて後回しになってたのでちょうどいい機会です。これが「寝坊したから松本城に行く」の経緯です。
塩尻の駅そば
5時台の地下鉄で名古屋駅に向かいました。名古屋駅始発の中央本線に揺られて3時間半、途中乗換1回で塩尻にたどり着きました。
塩尻駅は駅そばが有名です。改札内の入り口がめちゃくちゃ狭く屈んで入店しました。
そばは香りがよく葉わさびの風味がアクセントとなっていました。とっても美味しかったです。メニューを見ると「山賊そば」というのが900円で目を引きました。次回山賊のようなマブダチと食べたいと思います。
松本城
駅そばを食べてホームに戻ると高尾行きが止まっていて、一瞬乗ってしまおうか迷いましたが、今日の目的地は城なのでぐっとこらえました。
篠ノ井線に乗って松本駅で下車し徒歩で松本城へ向かいました。元旦ということもあり人出が多く、天守閣の見学者が列をなしていました。
30分くらい寒空の中並んで入場すると展示物がたくさんあり、松本城の歴史を学べました。この日は晴天だったこともあり、最上階まで上がると見晴らしが素晴らしかったです。
たくさん歩いて疲れたのと小腹が空いたので、城からほど近いカフェで休憩しました。
帰り道は超遠回り
行きと違うルートで帰りたいので飯田線経由にしようと考えていました。
しかしアップルパイがおいしすぎてカフェに長居してしまったため、あと数分のところで乗り過ごしてしまいました。朝起きたときから計画が破綻してばかりです。仕方がないので中央本線を東に進みました。
塩尻より東の中央東線は初めてでしたが、山間をグネグネ曲がりながら進んでいくため車窓からの眺めがとても楽しかったです。今度は東京まで乗りとおしたい。
身延線に乗るころにはすっかり日が暮れてしまったため車内では読書していました。日中は富士川と富士山がよく見えるので残念。終点の富士駅は駅そばが有名ですが営業時間が11:00~14:00のため訪問が難しいです。開店しているときに来れたことがありません。富士からは東海道本線です。そこそこ混雑していて座れなくてつらかったです。
静岡県は「ワープ」
そのまま乗っていると浜松まで乗り換えなしで行けるのですが、名古屋に帰るのは翌日になってしまいます。仕方ないので静岡から浜松は新幹線でワープ。
この区間は特定特急料金が適用されるため、2駅ですが2330円です。小倉~博多は1駅で2160円だったことを考えると破格です。次はどこでワープをしようかな。
静岡駅での乗り換えが6分しかなかったので、きっぷは松本駅で事前に購入しておきました。ひかりに乗車したので途中の掛川駅は通過で静岡~浜松を19分で走破します。在来線だと73分かかるので1時間弱時短できて、ギリギリ名古屋まで帰って来れます。
浜松から先は記憶がない
静岡の乗換6分、静岡~浜松19分ときて、浜松の乗換4分、豊橋の乗換5分でした。とってもせわしない上に乗換失敗したら一泊することになってしまうので緊張しっぱなしでした。何をしていたのか覚えていません。名古屋に着いたころにはクタクタでした。もう二度とやらん!!!!