九州旅行紀〜熊本駅から佐世保駅への移動手段編〜
こんにちは。パッパギーです。
今日つくったギョーザは思いのほか美味しかったので、手作りギョーザの定理を証明した。
— 橋本幸士 Koji Hashimoto (@hashimotostring) 2017年4月16日
「具の量に比較してギョーザの皮が n 枚足りない時、作るべきUFOギョーザの数はおよそ n である」
この定理が非常に有用であることが判明した。 pic.twitter.com/xsTViJxORy
こちらの阪大教授、よくネタツイするのでおもしろいです。
もちろんそれだけではなく、研究者としての真面目な一面も時々垣間見られるので勉強になります。
(なかなかの寂れ具合。左の見切れている建物はパチンコ屋)
さて、長崎県編その1です。前の記事の予告とは内容が異なりますが、そんな細かいことを気にしてはいけません。
今回スポットを当てるのは熊本駅〜佐世保駅間の移動手段です。熊本駅〜長崎駅間の移動手段も紹介してあります。むしろそっちがメインでしょうか。ちなみにグルメの紹介は一切ないので、お目当てが食レポの方は絶対に読まないでください。
さて本題に入ります。熊本県の次は長崎県佐世保市へ向かいました。長時間の移動で乗り換えも多く、佐世保駅に到着した頃にはクタクタでした。今回使った移動手段は、
の4つです。ちなみに長崎駅へ向かう場合は、諫早駅からJRの別の路線に乗り換えるだけです。それでは順を追って説明しましょう。
(九州鉄道のロゴ(?)。かもめがセンス◎)
1. 熊本駅〜熊本港(バス)
路線バス(熊本港線) | 産交バスに乗ろう! | 産交バスポータルサイト
こちらの路線バスを利用しました。所要時間は40分ほど、運賃は片道480円です。Suica等の交通系ICカードはたいてい利用可能で便利ですが、1〜2時間に1本しか運行していないので注意が必要です。(時刻表は上記リンクにあります)
2. 熊本港〜島原港(フェリー)
熊本フェリー|長崎(島原・雲仙)と熊本を最短時間で結ぶ高速カーフェリー『オーシャンアロー』
所要時間はなんと30分という超高速フェリーです。運賃は片道1,000円。座席は全てふわふわのソファーなのでかなりリラックスできます。余談ですが、私パッパギーはフェリーの中でうっかり居眠りしてしまい、島原に到着して他の乗客が全員降りてから乗務員に叩き起こされました。かなり恥ずかしかったです。あの時はごめんなさい。
※九商フェリーの存在
旅行が終わってから気付きましたが、九商フェリーというものが存在するようです。
島原ー熊本をつなぐ60分の船の旅【九商フェリー オフィシャルサイト】
所要時間は倍の60分ですが、運賃は片道780円!しかも熊本駅〜熊本港間の無料シャトルバスも運行されているようです。バス賃も含めると熊本フェリーより700円もお得!便数も熊本フェリーが7便/日に対し、九商フェリーは10便/日と3便/日も多いです。次に同じ区間を移動する時は九商フェリーを使いたいですね。
(今回乗ったオーシャンアロー。見た目からしてもう速そう)
3. 島原外港駅〜諫早駅(島原鉄道)
この区間は私鉄で移動しました。所要時間は1時間20分ほど、通常運賃は片道1,510円です。交通系ICカードは利用不可。
また、第2・第4日曜日のみ1,000円で全区間乗り放題の「Shimatetsuフリーパス」というものがあるので、こちらを利用したほうがお得ですね。
今回私もこれを利用しましたが、きっぷはビンゴカードのようなもので、運転手さんがスクラッチしてくれるという謎仕様でした。
ちなみにこの島原鉄道、熊本フェリーとの接続が非常に悪いという大きなデメリットを抱えています。今回私が利用したフェリーの便が島原港フェリーターミナルに到着したのは15時20分頃。そして島原外港駅から諫早駅行きの電車が発車するのは15時29分。島原港フェリーターミナルから島原外港駅までは徒歩で10分ほどかかるのでギリギリ間に合いません。仕方がないので次の電車の発車時刻を調べるとなんと16時15分です。さすがローカル線、30分以上も待たせてくれるわけですね。やってくれますよホント。島原鉄道には早急にダイヤを改正していただきたいものです。
※島鉄バスの存在
なぜかGoogleマップの乗り換え検索ではヒットしませんが、島鉄バスにも同区間の路線があります。
時刻表 / 路線図から探す 島原~雲仙~小浜~愛野~諫早線 / 島原鉄道株式会社 ホームページ
フェリーとの接続が良いならこちらを使うのも選択肢の一つですね。ただデメリットとしては電車と同じく1時間程度に1本のみの運行であることと所要時間が2時間弱と長いことが挙げられます。
(島原鉄道の車両)
4. 諫早駅〜佐世保駅(JR大村線・佐世保線)
諫早駅で島原鉄道からJRに乗り換えます。途中で路線が変わりますが、直通運転なので乗り換えはありません。今回はシーサイドライナーというイケメンくんを利用しました。所要時間は1時間20分ほど、片道運賃は1,290円です。交通系ICカードは利用可。本数も多いので乗り換えもスムーズです。ちなみに同区間のバスも有りますが、時間もコストもかかるのでオススメしません。少し話がそれますがJR九州の車両は種類が豊富かつデザインが差別化されていて、駅で行き来するのを見ているだけでも楽しいです。JR北海道にも見習っていただきたい…。別に鉄オタなわけではありませんよ。念のため。
※諫早駅〜長崎駅(JR長崎本線)
諫早から長崎(長崎県) 時刻表(JR長崎本線(鳥栖-長崎)) - NAVITIME
メインコンテンツです。諫早駅〜佐世保駅間よりも本数が多いですが、
- 普通
- シーサイドライナー
- 特急
の3種類があるので注意が必要です。
個人的なオススメはシーサイドライナーです。普通と変わらず片道運賃は460円、所要時間は30〜40分ほど(便によって異なる)です。デメリットは1時間に1本ほどしか運行されていないことでしょうか。普通は片道運賃が460円で本数も多いが所要時間は40〜50分、特急は片道運賃が760円かかる代わりに所要時間は20分前後と短いです。
それぞれ一長一短なので前後の接続、時間の余裕の有無、お財布事情などを考慮して決めるとよいですね。無理して特急に乗らなくても15分も待てば次の普通がきますから。
(今回乗ったシーサイドライナー。カラーリングが個性的。)
次回は佐世保グルメ&福岡県編です!お楽しみに!